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事故物件に住んでみた人のリアルな声|家賃・住み心地・注意点まとめ

「家賃が安い物件を見つけたけど、よく見たら事故物件だった……実際に住むとどうなんだろう?」と気になって調べている方は多いと思います。怖いイメージが先行しがちですが、実際に住んだ人がどう感じているのか、リアルな声を知りたいですよね。

結論からお伝えすると、事故物件に住んでみた人の多くが「思ったより普通だった」と感じており、家賃が相場より2〜3割安いことに満足している声が目立ちます。一方で、「夜が少し不安だった」「契約更新で家賃が戻って驚いた」といった声があるのも事実です。

この記事では、実際に住んでみた人のリアルな声をポジティブ・ネガティブ両面から紹介しつつ、家賃の仕組み、臭いや心霊現象の実際、向いている人・やめたほうがいい人、そして入居前に確認すべきポイントまで、入居を検討している方の目線でまとめました。

体験談だけでなく、後悔しないための実用的なチェックポイントも紹介します。「安いから」だけで飛びつかず、しっかり見極めていきましょう。

目次

事故物件に住んでみた人のリアルな声

まずは、実際に事故物件に住んだ人がどう感じているのか、生の声を見ていきましょう。ポジティブな意見もネガティブな意見も、どちらもリアルな体験です。

ポジティブな声「思ったより普通だった」

もっとも多いのが、「住んでみたら普通の部屋と変わらなかった」という声です。実際に寄せられている感想には、次のようなものがあります。

  • 「最初は不安だったけれど、住んでみると普通の部屋と変わらなかった」
  • 「臭いとかどうかと思ったけれど、意外と気にならなかった」
  • 「駅近なのにこんなに広い部屋に住めるなんて、と驚いた」
  • 「リフォーム済みで内装がきれいだった」
  • 「むしろ静かで快適。次もまた事故物件を狙おうかと思う」

霊感がない人や、目に見えないものを気にしない人にとっては、事故物件はただの「過去に出来事があった部屋」にすぎず、日常生活は静かで落ち着いているという感想が多く見られます。家賃の安さで浮いたお金を貯金や趣味に回せた、という実利的なメリットを語る人も少なくありません。

ネガティブな声「夜が不安」「家賃が戻って驚いた」

一方で、住んでみて気になった点を挙げる声もあります。こちらも正直なところを知っておくことが大切です。

  • 「最初の数週間は落ち着かなかった」「夜中にふと気になった」
  • 「契約更新のとき、家賃が上がって驚いた」
  • 「事故物件に住んでいることを話したら、友人が来なくなった」
  • 「些細な物音を過去の出来事と結びつけて考えてしまった」

特に多いのが、契約更新時の家賃に関する声です。入居当初は安くても、数年後の更新で家賃が相場に近い水準まで戻り、「実質的に値上げになった」と感じるケースも少なくありません。これは事故物件特有の注意点なので、後ほどくわしく取り上げます。

むしろ心霊的なことよりも、近隣からの噂や、報道された事件現場では好奇心で訪れる人がいるといった、人間関係・周辺環境のほうが気になったという声も見られます。

共通点は「心理的ハードルは入居前が一番高い」

ポジティブ・ネガティブ両方の声に共通するのが、心理的なハードルは入居前が一番高いという点です。住む前は不安が大きくても、実際に暮らし始めると慣れてしまい、気にならなくなったという人が多数を占めます。

ある調査では、事故物件に長期間住んでいる人の多くが「最初は不安だったが、家賃の安さや立地の良さで満足している」と回答しており、長期入居率は一般物件と変わらないという報告も出ているほどです。恐怖や不安の多くは、ネット上の噂や先入観によるものだと考えられます。とはいえ、感じ方には個人差があるため、自分に向いているかどうかの見極めは欠かせません。

事故物件の家賃はどのくらい安い?

事故物件を選ぶ最大の理由は、やはり家賃の安さです。実際にどのくらい安くなるのか、そして見落としがちな注意点を見ていきましょう。

相場より2〜3割安、報道された事件なら半額も

事故物件の家賃に決まった値下げ率はありませんが、事件や事故の内容によって、おおむね相場より2〜3割安く設定されることが多いです。ニュースで大きく報道されたような事件があった物件では、半額以下になることもあります。

家賃が安くなるのは、「以前誰かが亡くなった部屋」に拒否感を抱く人が多く、相場どおりの家賃では入居者が決まりにくいからです。オーナーとしては、空室のままにするよりは家賃を下げてでも入ってほしい、というわけですね。同じ予算でワンランク上の部屋や、駅近・好立地の物件に住めるのが、入居者にとっての大きな魅力です。

契約更新で家賃が相場に戻ることがある

ここが入居者目線でいちばん重要な注意点です。事故物件の家賃の割引は、ずっと続くとは限りません。賃貸の告知義務はおおむね3年が目安とされているため、契約更新のタイミングで家賃が相場に戻るケースがあるんです。

更新時の家賃アップに注意

実際の体験談でも、「2年住んで更新したら家賃が上がった」「3年経つと割引が薄れるようだ」という声が見られます。当初の安さだけで判断すると、数年後に想定外の値上げに直面することも。契約前に「この家賃はいつまで続くのか」「更新時にどうなるのか」を不動産会社に確認しておくと安心です。

家賃が安くならないケースもある

すべての事故物件が安いわけではない点も知っておきましょう。部屋で人が亡くなっていても、生活に支障がないと判断されれば、大家や管理会社が家賃を下げないこともあります。

立地が良く需要の高いエリアでは、事故物件でも値下げせずに入居者が決まるケースも。もし告知事項ありの物件なのに家賃が相場どおりなら、不動産会社に家賃交渉をしてみる余地があります。通常の物件より交渉が成功しやすい傾向があるので、ダメ元で相談してみる価値はありますよ。

事故物件の住み心地は?臭い・心霊現象の実際

「実際の住み心地はどうなの?」というのは、誰もが気になるところ。臭いや心霊現象について、実態を見ていきましょう。

清掃・リフォーム済みなら住み心地は通常物件と変わらない

事故物件は「古くて汚い」というイメージを持たれがちですが、実際には特殊清掃やオゾン消臭、リフォームがしっかり行われていることが多く、見た目も住み心地も一般的な物件と変わりません。むしろ、事故の痕跡を消すためにフルリフォームされ、同じ建物の他の部屋より設備が新しくきれいなこともあります。

「なるべく新しい部屋に住みたいけれど家賃は抑えたい」という人にとっては、リフォーム済みの事故物件は意外と掘り出し物になりえます。内装の美しさと家賃の安さを両立できる、というわけですね。

臭いが残っていないかは内見で要確認

ただし、注意したいのが臭いです。孤独死などで発見が遅れたケースでは、特殊清掃をしても臭いが完全に取り切れていないことがまれにあります。臭いが残っていると、体調を崩したり精神的なストレスになったりする可能性があります。

こればかりは実際に部屋に入ってみないと分かりません。内見のときに、窓を閉め切った状態で室内の臭いをしっかり確認することが大切です。少しでも気になる臭いがあれば、遠慮せず不動産会社に伝えましょう。

心霊現象は「気にするかどうか」次第

多くの人がいちばん気にする心霊現象ですが、体験談を見るかぎり「何も起こらなかった」という声が大半です。物音がするのは建物の構造や配管の問題であることがほとんどで、それを「事故物件だから」と結びつけて怖く感じてしまう、という心理的な側面が大きいようです。

つまるところ「気にするかどうか」の気持ちの問題、という声が多いんですね。霊的なものを信じない人にとっては、ほとんど影響がないと考えてよさそうです。

事故物件に向いている人・やめたほうがいい人

事故物件は家賃面で魅力がある一方、すべての人に向いているわけではありません。住み始めてから後悔しないために、自分のタイプを見極めておきましょう。

向いている人

次のようなタイプの人は、事故物件のメリットを享受しやすいといえます。

  • とにかく家賃を抑えたい人
  • 霊感がなく、目に見えないものを信じない・気にしない人
  • 寝つきがよく、細かいことを気にしない人
  • 人気エリアや好立地に安く住みたい人

「事故物件住みます芸人」として知られる松原タニシさんも、入居を検討している人へのアドバイスとして「すぐ寝られる人は住める」と語っています。気持ちの切り替えが早く、過去の出来事を引きずらない人なら、家賃の安さという実利を十分に活かせるでしょう。

やめたほうがいい人

反対に、次のようなタイプの人は、事故物件を避けたほうが無難です。

  • 小さな変化や違和感に敏感な人
  • 不安を感じやすく、気持ちの切り替えが難しい人
  • 霊的なものを信じ、気にしてしまう人
  • 環境の変化で精神的に不安定になりやすい人

一度「この部屋では過去に出来事があった」と意識してしまうと、その情報が頭から離れず、夜中の生活音や壁のシミなど、普段なら気にならないことまで結びつけて考えてしまいがちです。住環境が心の安定に直結するタイプの方は、安心感を重視した物件選びをおすすめします。

女性の一人暮らしの場合は、報道された事件現場だと好奇心で訪れる人がいるなどのリスクもあるため、慎重に判断したほうがよいでしょう。事故物件への感じ方は人それぞれです。自分の性格や価値観をふまえて、「住めるかどうか」を冷静に見極めることが大切です。

入居前に必ず確認したいチェックポイント

事故物件を前向きに検討するなら、入居前の確認が後悔を防ぐ鍵になります。最低限おさえておきたい4つのチェックポイントを紹介します。

「告知事項あり」の内容を不動産会社に質問する

物件情報に「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と書かれていても、詳細までは記載されていないのが一般的です。どんな事故・事件があったのか、いつのことか、特殊清掃は行われたのかを、不動産会社に直接質問しましょう。

賃貸の告知義務はおおむね3年が目安ですが、入居希望者から質問された場合は、期間に関係なく把握している事実を答える義務があります。気になることは遠慮せず聞くのが、納得して入居するための第一歩です。告知義務の範囲や期間について詳しく知りたい方は、専門記事もあわせて参考にしてください。

臭い・不自然なリフォームを内見でチェックする

内見では、室内の臭いを必ず確認しましょう。窓を閉め切った状態で、消臭剤でごまかしていないか、気になる臭いがないかをチェックします。

あわせて、部屋の一部だけ壁紙や床が新しい、特定の場所だけリフォームされているといった不自然な箇所も見ておきましょう。事故の痕跡を消した部分である可能性があります。気になる点は、その場で不動産会社にリフォームの経緯を尋ねるのが確実です。

契約形態(定期借家・違約金)を確認する

事故物件では、契約形態にも注意が必要です。定期借家契約になっていると、期間満了後に更新できない可能性があります。また、「○年以内の解約で違約金が発生する」といった条件がついていることもあります。

家賃の安さだけで飛びついて、あとから契約条件で損をしないよう、契約書の内容はしっかり確認しましょう。前述の「更新で家賃が戻るか」とあわせて、お金に関わる条件は事前に押さえておくことが大切です。

周辺環境・夜間の雰囲気も見ておく

意外と見落としがちなのが、周辺環境です。アンケートでも、事故物件そのものより「夜の雰囲気や建物環境のほうが気になる」という声が多く、安心して住める条件として「セキュリティ」と「日当たりのよさ」が上位に挙がっています。

昼間だけでなく、できれば夜間にも周辺を歩いてみて、人通りや明るさ、治安を確認しておくと安心です。室内が整っていても、周囲の環境に不安があると落ち着いて暮らせません。物件の中と外、両方をチェックして総合的に判断しましょう。

事故物件に住むことに関するよくある質問(FAQ)

最後に、事故物件に住むことについてよく寄せられる疑問にお答えします。

事故物件に住むと心霊現象は起こりますか?

体験談を見るかぎり、「何も起こらなかった」という声が大半です。物音などは建物の構造や配管が原因であることがほとんどで、それを事故物件だからと結びつけて怖く感じてしまう心理的な面が大きいようです。霊的なものを信じない人にとっては、ほとんど影響がないと考えてよいでしょう。

事故物件の家賃はどのくらい安くなりますか?

事件や事故の内容によりますが、おおむね相場より2〜3割安く設定されることが多いです。ニュースで大きく報道された事件では半額以下になることもあります。ただし、立地が良く需要が高いエリアでは、ほとんど値下げされないケースもあります。

事故物件の安い家賃はずっと続きますか?

続くとは限りません。賃貸の告知義務はおおむね3年が目安とされているため、契約更新のタイミングで家賃が相場に近い水準まで戻ることがあります。入居当初の安さだけで判断せず、「この家賃がいつまで続くのか」を契約前に不動産会社へ確認しておくのがおすすめです。

事故物件は内見で何を確認すればいいですか?

窓を閉め切った状態での臭い、一部だけ新しい不自然なリフォーム箇所を確認しましょう。あわせて、不動産会社に「どんな事故があったか」「特殊清掃は行われたか」を質問し、契約形態(定期借家か、違約金の有無)もチェックすることが大切です。夜間の周辺環境も見ておくと安心です。

事故物件はどんな人に向いていますか?

家賃を抑えたい人、霊感がなく目に見えないものを気にしない人、寝つきがよく細かいことを気にしない人に向いています。逆に、不安を感じやすい人、小さな違和感に敏感な人、霊的なものを気にする人は避けたほうが無難です。感じ方には個人差があるため、自分の性格をふまえて判断しましょう。

まとめ|事故物件は見極めれば「お得な選択肢」になる

事故物件に住んでみた人のリアルな声から、家賃・住み心地・注意点まで見てきました。要点を振り返っておきましょう。

この記事のまとめ
  • 「住んでみたら普通だった」という声が多数。心理的ハードルは入居前が一番高い
  • 家賃は相場より2〜3割安、報道された事件なら半額も。ただし更新で戻ることがある
  • 清掃・リフォーム済みなら住み心地は通常物件と変わらない。臭いは内見で要確認
  • 向いているのは家賃重視・気にしない人。不安を感じやすい人は避けたほうが無難
  • 入居前に告知内容・臭い・契約形態・周辺環境を必ず確認する

事故物件は、怖いイメージが先行しがちですが、実際に住んだ人からは前向きな声が数多く寄せられています。自分の性格に合うかを見極め、入居前にしっかり確認すれば、「安くてきれいな部屋に住めた」という満足度の高い選択になりえます。家賃の安さと住み心地を両立できる、賢い選択肢のひとつとして検討してみてください。

事故物件そのものの基礎知識を知りたい方はピラー記事を、入居前に確認すべき告知義務の範囲や期間を詳しく知りたい方は告知義務の記事を、あわせて参考にしてみてください。納得のいく住まい選びに役立つはずです。

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